引越し作業員が1人-どんな手伝いをすればいい?女性でも大丈夫?

荷物に一般的な家財道具(冷蔵庫、洗濯機、ベッド等)が含まれている引越しは通常2名以上で作業します。

しかし荷物量が少ない等の理由でお客様がお手伝いを希望される場合は1名でおうかがいすることがあります。当然ながら2名より作業員1名の方が引越し代は安く上がります。荷物保障の関係から破損のリスクが少ない荷物の運搬に限ってお手伝いをいただけます。このページでは引越し作業員が一人でおうかがいする時、お客様にどのようなお手伝いをしていただきたいかご説明します。

作業員が1名の時の引越しのお手伝いは女性でも大丈夫でしょうか?

女性がお手伝いの時に不安なことは重量物を一緒に運搬できるかどうかだと思います。冷蔵庫などを一緒に運んでいただく時はよほどの重さではない限り女性の方のお手伝いは問題ありません。例えば縦型の洗濯機や250Lくらいまでの冷蔵庫を運搬する場合は女性でも問題なくお手伝いをいただけます。個人差もありますが50~60kgまでの荷物の運搬のお手伝いは女性でも大丈夫だと思います。

ドラム式洗濯乾燥機の運搬(約70~90kg)、400リットル以上の冷蔵庫(約80kg以上)の運搬は女性のお手伝いは難しいと思います。引越しの荷物の中に重量物はなにがあるか事前にお知らせくだされば女性の方でもお手伝いができるかどうかのアドバイスを差し上げられます。

作業員1名でお願いした時、引越しのお手伝いはどの程度ですか?

作業員1名の引越しでお客様にお手伝いをいただきたいのは主に下の5つです。比較的軽い荷物なら女性の方のお手伝いも問題ありません。

1人で運べない重量物を一緒に運ぶお手伝い。

引っ越しでお客様に重量物の運搬のお手伝いをお願いする時は、まず床を毛布や板で保護をします。引越し作業員は手持ちの道具をつかってどうすれば簡単に荷物を運べるかをいつも考えています。

例えば冷蔵庫の運搬のお手伝いをお願いする時は写真のようにベルトで縛って持ちやすいように持ち手をつくります。どの辺を持てば楽に運べるかを申し上げますので想像しているよりもきっと楽に運べると思います。

梱包してベルトで縛った冷蔵庫
梱包してベルトで縛った冷蔵庫です。底の面は分厚い布で3重になっています。
養生板で床を保護
重量物の下は養生板で保護。

作業量が多い時に(荷物が多いとか、階段がある作業とか)小荷物の運搬のお手伝い。

作業員の体力に対して荷物が多い時には小荷物の運搬をお客様にお願いする場合があります。重量物の運搬が得意、階段で疲れにくい、夏場に強い等々、作業員の能力によってお手伝いをいただきたいところの線引きは異なります。どんな荷物があってどのくらいの量か、何階から何階の引越しなのか、エレベーターの有無等を直接お伝えくだされば具体的にご説明できます。

作業車を路上に駐車して作業をする場合、近くで待機し車の周りを見守っていただく。

引越しでは駐車禁止の路上に作業車を停めて荷物を運ばざるをえないケースがよくあります。一人で作業中に駐車違反にならない様に車の近くに待機してその周囲の状況を見守っていただくというお手伝いを希望する場合があります。

ベッドの分解、組み立て。

一般的にベッドの解体と設置は業者側の作業ですが、その間に1名が他の荷物を運べれば仕事がはかどります。お客様がご自身でベッドの解体、設置のいずれか又は両方をできる場合はその作業をお願いする場合があります。

玄関から部屋まで小荷物を運んでいただく。(作業員は玄関まで荷物を運びます。)

靴を脱いだり履いたりの繰り返しがなくなるだけで作業時間が大分短縮します。段ボール等の小荷物はご自身で玄関から指定の場所にお運びくださるだけで十分なお手伝いをいただけます。「これはどこにお運びしますか?」「それはあっちの部屋へ」のようなやりとりも省略できます。